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 リョーマ&昌浩&新一&彰子&桜乃




昌「ねぇ、何書いた?」
リ「いつもと同じ」
昌「リョーマ、そればっかりだねぇ。他になんかないの?」
リ「あるっちゃあるけど、叶えてもらうもんでもないし」
昌「書いたのは叶えてもらうの?」
リ「あれは目標」
昌「……普通短冊に目標は書かないんだけどね」
リ「まぁいいじゃん。……あれ? 工藤サン?」
昌「え? あ、本当だ。工藤せんぱーい!」
新「ん? ……おー久しぶり、二人とも」
リ「お久しぶりです。こんなとこでどうしたんですか?」
昌「それにその格好……」
新「…………解るだろ?」
リ「…………ラクス先輩ですね?」
新「ご名答。……去年はキラと歩とお前達だったよな。意外と重いんだな、この衣装(織姫の衣装)」
昌「でもすっごく綺麗ですよ、工藤先輩!」
新「サンキュ。……で、二人ともこれから何処行くんだ?」
リ「俺は図書室で昌浩は生徒会室っすけど」
新「急いでるか?」
昌「いえ? 特には」
新「じゃあ俺をマジシャン部まで護衛してくれ」
リ「は?」
昌「それはまたどうして……」
新「いや、さっきから何故か『俺の織姫になってください!!』とか『お願い叶えて下さい!!』とか言う変なヤローが来るんだよ。ここまではどうにか蹴り飛ばしてきたんだけどこの衣装が邪魔でさ。快斗に連絡しようにも身包み剥がされたトコロを逃げてきちまったし……」
リ「…………ご無事でヨカッタデス(汗)」
昌「早く鳴海先輩に連絡して、黒羽先輩にこっちに来て貰いましょう」
新「頼む」
彰「(どだだだだだっ)……あっ! 見つけましたよ工藤先輩!」
新「げっ!!」
リ「あれ、彰子に桜乃?」
桜「(しゅたっ)工藤先輩! 大人しく捕まって下さい!」
新「いや無理だって! 二人とも何か怖いしっ!(汗/ダダッ!)」
彰「あっまた!」
桜「リョーマ君! 昌浩君! 工藤先輩止めて!」
昌「や、無理だってっ!(汗)」
リ「俺達どっちかっていえば工藤先輩のミカタだし」
彰「くっ……!! こうなったら仕方ないわ、桜乃っ!」
桜「うん! 先輩ーっ! 戻ってくれたらコレ差しあげますよーっ!」
新「っ!? ソレ……っ!!」
彰「そうです! 去年、歩先輩がその衣装着た時の写真十枚セットです!(びららっ!/笑)」
桜「特別にひよの先輩が焼き増ししたんですよ!! いりませんかっ!?」
新「……………………………………………………………………(ずるずるずる←衣装引き摺って戻る音)」
リ「…………工藤先輩……」
昌「工藤先輩、鳴海先輩大好きだもんね……」
リ「…………でも、工藤先輩なら鳴海先輩に撮らせてって言えばもう一回着てくれると思……もが(口塞がれ)」
彰「リョーマ君、それ以上言っちゃダメ(手で口塞ぎ)」





■新一は歩を実の妹のように可愛がっています。それを利用した桜乃と彰子ちゃん。(笑)